たわばガニ戦記-国指定難病/黄色靱帯骨化症編-

国指定難病”黄色靱帯骨化症”になった事で体験したことを書き綴ったブログです

荒れる中学に入学したカニ

【たわばガニのジモトーーク!その64】小学校、高校は平和だったカニだが、実は中学校だけはいわゆる"荒れた中学校"に入学した。先輩諸氏は短ランボンタンのヤンキーさんもチラホラいたような感じ。そんな中、入学式直後の対面式で新入生挨拶を先生に頼まれ…

すれ違いざまに杖を払われるカニ

【黄色靭帯骨化症その251】歩きがもたつくのであまり人混みは歩きたくないのだが、用事があって久々に混雑した歩道を歩く。すると予想だにしない方角から他人の杖が目の前に飛び出してきて、カニに杖を鋭く払うッ!あっぶな!嘘やろッ!バランスを崩しながら…

雨水で背骨を反らすカニ

【黄色靭帯骨化症その250】背中を反らすと背骨が痛いのは分かっているのに、人間には厄介なことに脊髄反射とゆーものがある。雨上がりの道を歩いていたら電線か何かから滴り落ちる雨水が首筋にピチョンと落ちて、反射的に背中が伸び上がるッ!あいたたたたた…

電柱につかまってくしゃみするカニ

【黄色靭帯骨化症その249】杖歩きで意外とイヤなのがくしゃみ。風邪とか花粉症とか色々原因はあるが、あれは意外と全身の筋肉を総動員させるのでバランス崩して危ないんです。そんな訳でくしゃみが出そうな時はとりあえず手近な電柱や柱や壁に捕まって姿勢を…

歩道の自転車にビビるカニ

【黄色靭帯骨化症その248】歩道を歩いていたら向かい側から人が来たので端に寄るカニ。その瞬間、僅かな隙間を高速で自転車がすり抜けるッ!あっぶな!杖ラーの真横をあの速度で抜けるとビビってひっくり返りそうになるから!自転車は歩道を走るのは危ないか…

秋の長い影にビビるカニ

【黄色靭帯骨化症その247】日に日に暑さもやわらぎ秋が近づいてきた今日この頃。秋の夕暮れは影がながーくなりますが、普段下ばかり見て歩く杖ラーは視界に突然入ってくる長い影にビビりますw。いきなり目の前に人が現れたと錯覚してぶつかる!と思わず背筋…

社長の仕事のヘルプに入るカニ

【はたらきガニメモリアルその86】結局まだ企画がまとまってない状態だったので、新人企画マンは半年で仕様をまとめる事になる。その間またヒマになりそうだなと思ってたら、社長マターの仕事のヘルプをする事になる。何の気なく引き受けたけど、これが社内…

具体的なイメージなさすぎて困るカニたち

【はたらきガニメモリアルその85】新人企画マンが言うには、前作の焼き直しは作りたくない!との事。まぁ、前の企画マンは退職してしまったし、新しいものを作りたい気持ちは分からんでもないんだが…。で具体的にイメージある?って聞いてみたら、「誰も見た…

冷や水を浴びせられるカニたち

【はたらきガニメモリアルその84】抜擢された新人企画マンの仕様作成が始まる。その間ヒマなデザインチームも何もしないわけにはいかないので、過去作を3D化した画面の試作などをやっていた。当時はゲームがドット絵からポリゴンに移り変わる過渡期というの…

有名企画マンの代理は新人で不安になるカニ

【はたらきガニメモリアルその83】社長派vs専務派でバチバチの事情がある会社だったが、こっちはゲームを作りにきたので一旦そのいざこざはスルーした。気になる有名企画マンの代理となる中途採用の企画マンが紹介された。挨拶をしながら前の仕事の話とかを…

モヤモヤした社内政治に巻き込まれるカニ

【はたらきガニメモリアルその82】入社して分かったのだが、会社は社長派と専務派がバチバチで、方針から何から対立関係!優秀な企画マンは専務派と折り合いが合わずに大手に移籍してしまったようで、専務は何かと言うと移籍組をディスっていたよう。ワンマ…

入社早々不気味な圧を受けるカニ

【はたらきガニメモリアルその81】入社式の後、専務に呼び出されるカニ。「当社のゲームが評価されてるのは会社自体がノウハウを持ち、辞めた奴らの手柄ではない」「ノウハウは会社に蓄積されてるから心配ない」と念押しされる。話を聞きながらどこかピリつ…