【カニ神社紀行その80】春日山から直江津に戻って、北陸本線で西に向かって糸魚川駅へ。越後国一宮・天津神社参拝です。こちらは拝殿の後ろに二つの本殿が仲良く並ぶ不思議な造り。天津神社の祭神は社名の通り天津神(あまつかみ)である天孫ニニギと随伴神アメノコヤネとフトダマの占いコンビ。そして隣に並ぶ奴奈川神社には出雲神ヌナカワヒメ!近くを流れる糸魚川は古代より勾玉の原材料になるヒスイの産地で、ヌナカワヒメはヒスイの女王の異名を持つ女神。こう考えると土地神として古いのはヌナカワヒメで、天孫族が出雲・高志を支配下に置いた時に、示威行動としてニニギを主にした神社を建てたんじゃないかなと想像する!ちなみに拝観時に拝殿の中に地元民らしき人が集まって何やら会合してましたw。古式ゆかしい神社での寄り合いが今も行われてるんでしょーか