【カニ神社紀行その208】鳥羽駅から最寄りのバス停で降りて、そこから岬に向かって30分ほど歩いてようやく辿り着いた小さなオヤシロ。志摩国一宮・伊射波神社参拝です。祭神はワカヒメ、イザワトミ、タマハシラヤヒメ、サヨリヒメの4柱。もっとも古い祭神ワカヒメはスサノオが高天原で暴れた時に巻き添えで死んだ巫女神で、アマテラスの化身とも言われている女神。イザワトミとタマハシラヤヒメは土着の夫婦神でサヨリヒメは宗像シスターズのセンター・イチキシマヒメの別名という話。加布良古岬という岬に鎮座することから地元では「かぶらこさん」と呼ばれているそうです。鳥居から海が臨めるシチュエーションで海の女神も祀られてるのは海上交通の安全を司るオヤシロだからでしょうか。かつては海側から船で参拝されていたとのこと
