たわばガニ戦記-国指定難病/黄色靱帯骨化症編-

国指定難病”黄色靱帯骨化症”になった事で体験したことを書き綴ったブログです

仕事

一抹の寂しさを感じたカニ

【はたらきガニメモリアルその208】突如出て来た元社長にビビり10数メートル逃げたところで物陰に隠れて様子を伺う。どうやらこちらに気づいてはいない様子。当時に比べて一回り以上小さくなっていた社長は、そのまま自販機で何かを買ってそのまま建物の中へ…

反射的に逃げ出したカニ

【はたらきガニメモリアルその207】酔った勢いの怖いもの見たさでムカシ勤めてた会社の前まで来たカニたち。そこにタイミングよくと言うべきか、ドアが開いて出て来たのは紛れもなくあの社長!しかしその姿を見た途端、蜘蛛の子を散らすように逃げ出すカニた…

昔の会社を見物しにいくカニ

【はたらきガニメモリアルその206】飲み会後の二次会がてら、新卒で入社した会社の様子を見にいくヒマ人たち。当時は6階建ての自社ビル持ちだった会社は経営がうまくいかず自社ビルは売っぱらい、今や飲食店の2階を間借りして細々とやっているようだった。社…

昔の会社を見物する事にしたカニ

【はたらきガニメモリアルその205】新卒で入社した会社のメンバーとの飲み会。あれから既に20年以上が経ち、ふと当時の社長の話題になる。あの社長ももういい歳になってるハズだが、いまだに傍若無人な振る舞いなんだろうか?すると元社員の中でも一番長く在…

なぜか現場の責任にされるカニ

【はたらきガニメモリアルその204】その年の東支社長との面接では、爽やかPのプロジェクトのネガティブな材料を並べ立てられ、またもや理不尽な減給でやさぐれるカニ。売れなかったのも作業効率が悪かったのも全部クライアントの進め方の問題じゃないすか?…

無心モードで完遂したが大爆死だったカニ

【はたらきガニメモリアルその203】完成品見ないと何も言えない偉い人達は分かり合えてるのかもしれないが、結局一番時間のかかる"作っちゃ壊し"に戻るプロジェクト。トップが"クソこだわり"をし始めて独善的になると、もう現場からできる事は何もなくなるの…

質問攻めにクレームがきたカニ

【はたらきガニメモリアルその202】曖昧な修正指示を逐一質問攻めで内容を具体化させるというやり取りをする事で、どうにか作業が収束していく!ようやく真っ当な流れになったと思ってたら、上司経由で質問が多すぎるとクレームがww。ハア?何言ってるんすか…

徹底的に指示内容の確認をするカニ

【はたらきガニメモリアルその201】修正する都度、その倍以上の修正要望が返ってくる為エンドレスモード。その内容が画像の透明度の割合やRGB値の10単位での調整、ピクセル単位のサイズ指定がなのでもはや爽やかPが自分で作った方が早いんじゃない?ってレベ…

要望がハイペース過ぎて対応しきれないカニ

【はたらきガニメモリアルその200】メンバーは二人しかいないがやる事は山積み、とりあえず機能面の検証ができるように突貫作業で仮画面データを組み上げていく。1週間後になんとかメインシーケンスの繋がるプロトタイプを提出できたのだが、爽やかPの感想は…

二人で大丈夫かと疑問に思うカニ

【はたらきガニメモリアルその199】最初の会議の企画説明、内容はスカスカだが大まかな内容は理解する。その大雑把な説明でプロトタイプを作ることになるのだが、メンバーはなんとたったの二人!予算がないのでそれ以上は割り振れないとの事…いくらなんでも…

めちゃくちゃ爽やかなクライアントと思ったカニ

【はたらきガニメモリアルその198】とは言えクライアントを選り好みできる立場ではない下請けメーカー。はやくも受注した仕事の打ち合わせとなり、緊張しながら対面を待つ。そして現れたのはすんごい爽やかなプロデューサー!もう皆さんにお任せですから!と…

前回と同じクライアント案件がきたカニ

【はたらきガニメモリアルその197】前回のプロジェクトは必要以上にクライアントに引っ掻き回され疲弊したカニ達。今度は自社制作がいいなあと思ってたのだが、東支社長から降ってきた仕事はやっぱり同じクライアント様案件!勘弁して!ww

10年後にYouTube越しに再会するカニ

【はたらきガニメモリアルその196】当時のプロジェクトチームが解散して10年が過ぎた頃、自宅で新作ゲーム発表のYouTubeを見ていたら、そこにはあのナマさんがメジャータイトルのディレクターとして舞台に立っていた!まさかこんな所で再会するなんてッ!や…

チームメイトがバラバラに散ってしまったカニ

【はたらきガニメモリアルその195】いよいよプロジェクトも佳境に入る。デザイン業務もほぼ終わり、デザイナーはこの時期はデバッグと修正に注力する。二年の予定のプロジェクトは三年以上かかってしまったが、ついに皆が待ち侘びたマスターアップの日を迎え…

飲み会でやる気を取り戻したカニ

【はたらきガニメモリアルその194】一方的な減給で東支社長とギスギスするようになり、チーム飲み会で酔いに任せて愚痴るカニ。そんな不満を静かに聞いてくれるナマさんはホント人格者!皆で偉い人をボロカス言い合う事でだんだんやる気が復活してくるw。と…

減給ですっかりヨボるカニ

【はたらきガニメモリアルその193】せっかくプロジェクトの雰囲気が上向いてきたのに、冷水浴びせるような減給!こんなに忙しいのになんでやと思ったら、なんとプロジェクト遅延による予算の枯渇。イヤでもそれはワイがヘルプに入る前からPとDが対立してたせ…

プロジェクトが軌道に乗ったのに減給されたカニ

【はたらきガニメモリアルその192】ヒョウ子さんは時たまスイッチが入る事もあったが、お目付け役の睨みが効いてあまり無茶な修正は無くなった。ナマさんのミニゲームもPやDを上手い事口説き落として採用された!結果的にはゲームボリュームに貢献したナイス…

マイルドになったヒョウ子さんに驚くカニ

【はたらきガニメモリアルその191】企画見直し期間と言う名の休養を経て復帰した弱D。この間に偉い人同士でも話し合いが持たれたようで、久々のミーティングにはベテランのプロデューサーが新たに任命され、荒ぶるヒョウ子さんはサブに降格。すっかりマイル…

ロケンロー魂を感じたカニ

【はたらきガニメモリアルその190】企画見直し期間中にナマさんの音頭でミニゲームを次々作る。PやDが口を挟まないので皆の意見がバンバン反映されてめちゃくちゃ現場は活気づく。でも見直しが終わったらまたダメ出しがくるだろうなと思ってたのですが、ナマ…

企画見直し期間に入ったカニ

【はたらきガニメモリアルその189】クライアントのプロデューサーと開発側のディレクターの意思疎通もなければ相性も悪い。結局ひはたりの冷却期間の意味も込めて企画見直しが始まった。こうなると現場は手持ち無沙汰になるのが通例なのだが、今回は意外なこ…

できる女オーラに振り回されるカニ

【はたらきガニメモリアルその188】クライアントの外部プロデューサーのヒョウ子さん。3年目にして抜擢された"できる女"オーラ全開の人でやる気満々なのはわかるんだど、事前打ち合わせしても説明しても会議のたびにダメ出しと再考のリテイクが大量にくるの…

またもや停滞プロジェクトに配置されるカニ

【はたらきガニメモリアルその187】コンペが終わりしばらく経った頃、東支社長から進行中のプロジェクトにアサインされる。別フロアなのであまり状況は知らないのだが、開発スケジュールを大分遅延中のプロジェクトらしい。しかしチームの雰囲気は明るくて問…

コンペは不発に終わったカニ

【はたらきガニメモリアルその186】企画マンは不本意だろうけど、もう時間がない。そもそも3人で1ヶ月では人も時間も足りずにどうしてもチープなものになってしまい、それは他のチームも同じような状況だった模様。コンペの審査員は東支社長自らが行なったが…

めちゃくちゃ嫌がられるカニ

【はたらきガニメモリアルその185】企画マンの中Dか煮詰まってしまい、もうコンペまで時間がない!一応助け舟と思い、デザイナーとプログラマで作った仮画面を整えて出してみないかと振ってみた。中Dは基本的には柔和なタイプではあるのだが、やはり企画マン…

少数コンペチームが行き詰まるカニ

【はたらきガニメモリアルその184】企画マン、プログラマ、デザイナーひとりずつのコンペ用ミニチーム結成。しかしいつもの事ながら企画マンが仕様に詰まり作業が何も進まない状況に陥る。しかたがないので仕様待ちの間はデザイナーとプログラマーで好きに仮…

中途社員の中Dとチームを組むカニ

【はたらきガニメモリアルその183】よもやの東Dの大出世に騒然とする開発部。大きなプロジェクトが終わったばかりでゴタゴタしてる中、少人数編成のチームをたくさん組んで社内コンペをする方針を打ち出してきた。それはよいアイデアだと思ったカニでしたが…

地獄の後任人事に戦慄するカニ

【はたらきガニメモリアルその182】横暴な東Dだが、まだその上には支社長がいてかろうじて抑え役となってはいたのだが。持病で支社長がダウン!数ヶ月の休職期間を経て健康上の理由で勇退する事になり、まさかの後任人事として東Dが支社長へと抜擢される!マ…

成功は上司の手柄、失敗は部下のせいは理不尽だと思うカニ

【はたらきガニメモリアルその181】結局東Dのこだわりは止まる事なく、半年遅れでマスターアップとなる。しかしコンセプト自体がハード特性にあってなくて、ブームも終わり気味で泣かず飛ばずの売り上げ。現場はなんとなくそんな気はしてたけど、東Dだけは憮…

知らんぷりをするカニ

【はたらきガニメモリアルその180】変に我を通すとまたよくわからん派閥抗争に巻き込まれると思ったカニは、いちいち上司のちゃぶ台返しに抗弁するのはやめた。評価が上がろうが締め切りが延びようがその責任は上司が負うんだし、ひたすら指示通りに動くよう…

感情を出さないマシーンに徹するカニ

【はたらきガニメモリアルその179】仕様変えたがりの東Dの悪弊は治ってなくて、締切間近のプロジェクトなのにガンガンに変更をぶっ込んでくる!以前ならやめたほうがいいとか抗弁していたカニでしたが、クズPのいる本社には戻りたくはなかったので満面の笑み…