たわばガニ戦記-国指定難病/黄色靱帯骨化症編-

国指定難病”黄色靱帯骨化症”になった事で体験したことを書き綴ったブログです

地元

原爆投下後の広島を目撃したカニジジ

【カニファミリーストーリーその187】昭和20年8月19日釜山を出発し、20日に博多に上陸。戦争は終わってはいたが、復員手続きの為に弘前へと向かうカニジジ。その途中に、原爆投下からまだまもない焼け野原となった広島を目の当たりにしたそうです。その後8月…

敗戦の悔しさで軍刀を振り回すカニジジ

【カニファミリーストーリーその186】昭和20年6月21日本土防衛のために転属が決まり、28日には湖南省を出発。8月10日は満州国と朝鮮の国境を列車で超えたが、カニジジたちのひとつ後の列車の日本兵はソ連軍に捕まりシベリア送りになったという。辛くも釜山に…

ヤクザにすら恐れられてた先生

【たわばガニのジモトーーク!その171】そんなヤクザの親分とも交流を重ね、奥様は思い切って初めて会った時にはとても怖かったのよと打ち明けたそう。親分はバツの悪そうな顔で侘びながら、でも先生にはケンカで1度も勝ったことない恐ろしい人なんですよと…

先生は義理堅いなと思ったカニ

【たわばガニのジモトーーク!その170】地元では有名なヤクザの親分だったタト山さん。奥様はやはり不安が募り、どういう関係かを聞いてみたそう。すると先生の幼馴染で、貧乏でいつも腹を空かせてた先生に食べ物をくれてたんだそう。ヤクザの親分になっても…

イヤな予感が当たった奥様

【たわばガニのジモトーーク!その169】お客さんが帰ったあと、奥様は思い切って刺青のことを先生に聞いてみたそう。するとやっぱりヤクザの親分さん!奥様はなんとなくそんな気はしてたけども、ウチの旦那さんのまさかの交友関係にボーゼンとしたそうです!

それは確かにビビると思ったカニ

【たわばガニのジモトーーク!その168】あっという間に縁談はまとまり晴れて世帯を持った先生たち。そんな新婚生活の最中来客があり、先生の知り合いという事で奥様も応対していたそう。その後よくよく見たら、そのお客さんの腕に刺青が見え隠れ!エッ!この…

昭和のお見合いらしいなあと思ったカニ

【たわばガニのジモトーーク!その167】先生のお見合い当日。先生の奥様の証言によると、あまりしゃべらないし顔つきが怖かったしお断りしたいなあと内心は思っていたらしいw。でも先に奥様のお父さんが先生の男ぶりを気に入ってあっという間に縁談はまとま…

武術家のロマンス話を拝聴するカニ

【たわばガニのジモトーーク!その166】サルベージ船や武者修行を終えて数年ぶりに日本に帰国した先生。地元に戻り整骨院を始める傍ら、地元の子どもたちに空手を教え始めたそう。そんな中、無骨な先生の所に見合い話が舞い込む!武術家のロマンスキター!w

武術家同士の熱い絆に涙するカニ

【たわばガニのジモトーーク!その165】修行を終えて帰国の途につく先生。中国の武術家たちは中国にずっと住めと言い、泣きながら見送ってくれたという。当時のハガキには"君との友情は永遠だ"という旨の中国語が書かれていて、国境を越えた武術家同士の熱い…

先生何でもでき過ぎィと思ったカニ

【たわばガニのジモトーーク!その164】中国の武術家たちは逆に日本の武術に興味津々だったらしく、先生はむしろ空手を教える側になっていたそう。そんなある日道場での武器格闘の練習を見て血が騒ぐ先生。空手は素手の武術では?と思ったけど、なんと先生は…

想像してた道場破りとは違うと思ったカニ

【たわばガニのジモトーーク!その163】中国のとある武術団体の門を叩く先生。中から代表らしき人物が現れたので自分の素性を名乗り手合わせしたい旨を伝えたところ、異国からの武術家の訪問に熱烈歓迎されたそうww。フレンドリー過ぎる

先生の目に武道家の魂を見たカニ

【たわばガニのジモトーーク!その162】サルベージ船の仕事を終えた先生は、シンガポールからの帰路、中国で船を降りたという。その目的はと言うと、中国武術と手合わせがしてみたいという思いから!まるでリアル刃牙みたいな話ですが、中国の武術団体の門を…

深淵なる武術の精神に感心するカニ

【たわばガニのジモトーーク!その161】シンガポールのヤカラに絡まれて一触即発!空手の達人である先生なら苦も無く制圧できたと思ったのだが、先生はすばやく脱出路を見つけ出してダッシュでとんずら!先生曰く、ケンカをしたらどちらもタダでは済まないの…

夜のシンガポールの武勇伝を聞くカニ

【たわばガニのジモトーーク!その160】サルベージ船で働いていた先生は夜はシンガポールの港町に帰港して休んでいたそう。メシがてら夜の街を歩く先生たちに地元のヤカラがケンカを売ってきた!どうする先生!

敵の巨大さに戦慄するカニ

【たわばガニのジモトーーク!その159】先生はその後空手の修行をしつつ、地元の大きなお寺の夜警をしていたそう。その後腕っぷしを見込まれて戦争中の沈没船から金塊等のお宝を引き上げるサルベージ船に乗っていたそう。引き上げたお宝を狙う海賊たちが出没…

番長になる方法を聞いてみたカニ

【たわばガニのジモトーーク!その158】カニパパの証言によると、先生は旧制中学時代はケンカが強く、その名を知らぬ者がいない程有名だったそう。地元最強の番長として君臨していたらしい。興味本位で番長にはどうやってなったのかを聞いて見たら、その辺の…

先生に空手を始めたきっかけを聞いたカニ

【たわばガニのジモトーーク!その157】先生への私的インタビューは続くw。そもそも先生はなぜ空手を始めたのかを聞いて見たら、子供の頃は元々は柔道をやっていたんだけど、押さえつけるだけじゃ物足りず打撃系格闘に転向したんだとか!若き日の先生はかな…

正拳突きの拳圧を感じるカニ

【たわばガニのジモトーーク!その156】空手の話になると俄然血色がよくなる先生!そのばで空手の呼吸法である"息吹"を行い、キレッキレの演舞を披露してくれました!その動作のキレが実際のスピード以上の鋭さを感じさせ、突風のような圧を受ける!85歳にし…

老武術家の気迫を感じたカニ

【たわばガニのジモトーーク!その155】コロナ禍依頼5年ぶりに空手家の先生にお会いする。足腰が弱ってるけど85歳のレジェンド空手家!普段は好々爺でニコニコしてる先生ですが、いざ空手トークを振ると目つきがギラギラしたものに変わる!これが武術家の目…

剥製のお披露目会に呼ばれたカニパパ

【たわばガニのジモトーーク!その154】薬殺から数ヶ月後、剥製のお披露目に呼ばれるカニパパ。鳶職の親分のお客さんの前に見事な剥製が披露され、思わず感嘆の声が上がる。ちなみに親分は剥製コレクターだったらしく、熊や狸や狐や孔雀に鷹とたくさんの剥製…

虎の肉を見て美味そうと思ったカニパパ

【たわばガニのジモトーーク!その153】長槍作戦で薬を投入された虎は動きが鈍り、その後注射で薬殺されたそう。中国人の剥製職人の皮剥の手際はそれは見事で、あれよと言うまに皮と肉は分けられたそう。ただし頭部だけは複雑な処置が必要で、そこだけは切り…

長槍作戦で虎に挑むカニパパ

【たわばガニのジモトーーク!その152】毒餌を見破られたので次なる作戦は長槍作戦!その名の通り長い棒の先に麻酔薬をつけて虎を眠らせてから薬殺する!虎の前で鳴り物をガンガン叩き注意を引きつけてるうちに、カニパパが牛保に回り込む!そして後方から虎…

薬殺に毒入り肉を試すカニパパ

【たわばガニのジモトーーク!その151】家畜の殺処分には直接注射を行うのだが、肉食の大型動物は危険な為に同じやり方はできない!と言う事でまずは毒入り肉で様子を見た所、一瞥して目もくれない!虎の危険察知能力恐るべし!

虎の薬殺処分を依頼されたカニパパ

【たわばガニのジモトーーク!その150】鳶職の親分の依頼内容は虎の薬殺処分!剥製にするために飼っていたそうな。50年前でもワシントン条約的にはセーフなの?と思ったけど、この虎は動物園から譲られたもので国内で繁殖した動物に関しては条約の対象にはな…

鳶職の親分の豪邸で虎と対峙するカニパパ

【たわばガニのジモトーーク!その149】カニパパが現役の獣医だった半世紀前の話。電話で鳶職の親分さんに仕事の話で呼びだされたそう。その豪邸の奥の部屋にいたのは、なんと牢に繋がれた虎!どうなるカニパパ!

東京土産が不味かったカニ

【たわばガニのジモトーーク!その148】汽車で12時間かかった行程も、飛行機なら1時間のフライトで済み無事地元の空港に着陸。生きて帰れた事にとりあえず安堵するw。当時は飛行機に乗った事ある人も少なくて、クラスメイトにドヤ顔しまくるカニw。さらに国…

初めての飛行機が怖すぎたカニ

【たわばガニのジモトーーク!その147】汽車で12時間乗り物酔いするのを心配したカニパパが、帰りは飛行機という選択をする!眺める飛行機はカッコ良いけど、乗るとなったら話は違う!だって落ちるかもしれないし!機内でめっちゃ緊張した状態で飛行機が離陸…

帰りの汽車が憂鬱だったカニ

【たわばガニのジモトーーク!その146】その後も遊園地や東京タワーを見物して、あっという間に帰る日となる。また12時間汽車に乗って乗り物酔いでゲボ吐くのかと憂鬱なカニ。その気配を悟ったのか、カニパパから"飛行機で帰るか"とまさかの提案が!汽車もほ…

国立競技場で震えるカニ

【たわばガニのジモトーーク!その145】翌日はカニパパ本来の目的地である国立競技場に向かう。そこで観戦したイベントは「ラグビーの日本選手権大会」!当時はカニたちの地元の岩手の新日鉄釜石という実業団チームが連覇を重ねてる最中で、県民たちは大いに…

ある展示物から目が離せなかったカニ

【たわばガニのジモトーーク!その144】パンダが見れなかったのを不憫に思われたのか、元からそういう予定だったのか、上野動物園のつぎは国立科学博物館を訪れた。ティラノサウルスの骨格標本に度胆抜かれたのは勿論だが、未だに忘れられないのが首狩り族の…