【カニリーヒルズ高校白書その4】大半が歌詞を知らずにただ"あにゃもにゃ"唸ってるだけなんで、教室は得体の知れない音曲が響くのみw。業を煮やした応援団が最前列の机を蹴飛ばして"ヤメロッ!"と一喝ッ!ゆっくりと教室を見回した後に"これじゃ練習にならね…
【カニリーヒルズ高校白書その3】兄や姉が同じ学校にいる奴らは事前情報を仕入れてたのか、数人が学生帽を振りながら応援歌を歌い始める。こっちは歌詞も作法も知らないけど、とりあえず見様見真似でカッコだけ取り繕う。でも口元はあにゃーもにゃーと適当な…
【カニリーヒルズ高校白書その2】皆が動揺している中、促されて全員規律!応援団はかろうじて聞き取れるような声で"…第一…"とつぶやく。しかしそれが何を意味してどうしたらよいのかも分からず、皆互いに顔を見合わせながらザワつく教室。その瞬間!"第一応…
【カニリーヒルズ高校白書その1】カニが地元の高校通ってた時の話。県内でもまあまあな進学校だったんですが、入学してから数日後に応援歌練習があるんで早朝登校するように連絡が。眠い目をこすり教室で待機してると、教室の前扉を蹴飛ばすような音と共に、…
【恐怖体験カニビリバボーその17】野犬の目をジッと睨みつけながらジリジリと距離を詰めるカニ。野犬は明らかに意気消沈して警戒モード!少し間を詰めたところでまたも渾身の唸り声を上げたら二匹の野犬はダッシュして去って行きましたッ!姿が見えなくなり…
【恐怖体験カニビリバボーその16】まぐれ当たりの自転車アタックで怯んだのか、野犬の勢いがイッキに鈍る。こっちはこっちで恐怖感と疲労と何でこんな目にあわなきゃならないんだという理不尽感でブチ切れ怒りモード発動ッ!少なくとも一匹は殺ってやるッ!…
【恐怖体験カニビリバボーその15】野犬との小競り合いをしばらく続け、だんだん体力を消耗するカニ。何度目かの野犬のアタックの瞬間、自分のどこにそんな力があったのか、自転車を頭上に振りかぶってブンッ!と振り下ろすと野犬の顔面にクリーンヒットッ!…
【恐怖体験カニビリバボーその14】行き止まりに追い詰められ絶対絶命のカニ!せめて盾代わりにと自転車を自分の前に置く!それと同時に野犬が迫ってきましたッ!自転車を左右に振りながら必死で防御ッ!二匹いるなんてズルいぞッ!と思ったところで聞いてく…
【恐怖体験カニビリバボーその13】家からはどんどん遠ざかり、知らない道をひたすら走るカニ。目の前のY字路を右にむかったら、そこはまさかの行き止まりッ!うぞっ!マジスカ!踵を返して元来た道を戻ろうとするも退路は既に断たれてるッ!二匹の野犬は低い…
【恐怖体験カニビリバボーその12】追ってくる2匹の野犬をなんとか振り切ろうとひたすら自転車を漕ぎ続けるも、全然距離がひらかないッ!そんなカーチェイス繰り広げてる内に自宅の近くまでたどり着きましたッ!次の角を右に曲がればウチなのに、カーブの為に…
【恐怖体験カニビリバボーその11】バイトの帰り道、野犬に追われて大ピンチ!全力で自転車を走らせるのだが、なかなか振り切れないッ!カーブとかでちょっとスピードを緩めた途端に噛み付いてきて、完全にエサとして認識されてるくさいッ!ズボンの裾とかを…
【恐怖体験カニビリバボーその10】カニがまだ専門学校に通っていた頃、ちゃんこ屋でバイトをしていた時の話。6時間のバイトを終える頃には自分でも分かるくらい全身からちゃんこスープの香りが漂うのですが、ある日の帰り道にどこからともなく犬の鳴き声が。…