たわばガニ戦記-国指定難病/黄色靱帯骨化症編-

国指定難病”黄色靱帯骨化症”になった事で体験したことを書き綴ったブログです

深夜の部室で夜通し新聞を丸めるカニ

【カニリーヒルズ高校白書その35】鉄パイプの土台ができると今度は肉付け作業。丸めた新聞紙をパンパンに詰めた網袋で骨組みを覆って成形していく。しかし半分くらい進めたところで新聞が枯渇!校舎と離れた場所にある文化部の部室を開放して、手の空いた有…

鉄パイプを組み上げていくカニ

【カニリーヒルズ高校白書その34】放課後しか時間がないので1ヶ月は超短い!早々に骨組みを作り始める!土台になる部分に穴を掘りパイプを立てて、直行クランプで格子状に組んでジャングルジム的な形状にしていく!高校生の素人現場なんでパイプが倒れてきた…

4メートルのオバQを作ることにしたカニ

【カニリーヒルズ高校白書その33】カニ高運動会では紅白両軍のシンボルカラーを使った巨大モニュメントを作る事が伝統になっていた。各クラスから集まった製作班が最初にするのがモチーフ決めなんですが、白色という縛りが厳しくて、これがまたなかなか決ま…

巨大モニュメントを造る事になったカニ

【カニリーヒルズ高校白書その32】カニ高運動会が開催!カニ高では1ヶ月前から全校生徒でその準備に取り組むのが伝統です。ある者は花形競技"棒倒し"の訓練を、またある者は河童の姿で街を練り歩く宣伝をと、全員がなんらかの役割をアサインされる一大イベン…

5分間だけ京都出張したカニ

【はたらきガニメモリアルその26】超特急で致命的バグを修正してデバッグして4時間後に修正版ロムが完成。社長を追いかけるカタチでカニがロム持って緊急出張!今ならネットですぐ修正版を送信できるし、最悪修正パッチという手段もあるんだけど、当時は一発…

束の間のマスターアップだったカニ

【はたらきガニメモリアルその25】2週間にわたるデバッグで力尽きたカニたちに届くマスターアップの報告!というかもう締め切りギリギリで待ったなしな状態!死屍累々の中、社長自らが京都御所と呼ばれる有名ハードメーカーに完成ロムを直接届けに向かいまし…

ロムが生焼けでムダ足を踏んだカニ

【はたらきガニメモリアルその24】10kmの距離を往復しなければならないのは、電話だけでは何ともならない物理的な問題。今ならインターネット経由でデータをやり取りできますが、当時はゲームのデータを焼き付けた「ROM」という部品を受け取らないとダメで、…

修正の度に10km往復するカニ

【はたらきガニメモリアルその23】デバッグで不具合が発見されたら、それらをリスト化してプログラマーに引き渡して修正してもらい最デバッグというルーティーン。なもんで本来プログラマーてのは開発に欠かせない存在なのだが、当時の会社の社内にはプログ…

長時間デバッグで感情を失うカニ

【はたらきガニメモリアルその22】デバッグとは発売前のゲームをひたすらプレイして不具合が起こらないかを確かめる作業。不具合があれば報告して修正版を再度チェックの繰り返しである。新人だったカニたちは皆ゲーム好きだったので楽しみながらデバッグを…

営業から開発に再配置転換されるカニ

【はたらきガニメモリアルその21】直訴が効いたのかめぼしい新作がなかったのか、営業に回った新人たちは半年ぶりに開発職へと配置転換されました。さー、いよいよ開発だ!とやる気満々に職場へ向かうと最初の仕事は海外版のソフトのバグを探してひたすらゲ…

半年が過ぎて開発職復帰を直訴するカニ

【はたらきガニメモリアルその20】新しい営業部長はやる気満々だったが、こっちはそれに反比例してやる気だだ下がりになっていく。社長の強引な配置転換で営業にまわり、希望してたゲーム開発に関われずフラストレーションがたまる中、ある日ついに新人全員…

開発職に戻りたかったカニ

【はたらきガニメモリアルその19】シロウト営業を半年続けたものの、仲間内で顔を合わせれば開発に戻りたいねと愚痴をいう日々。そんな中、元食品会社の営業部長という人が中途採用されてシロウト軍団のトップに立つ!やる気満々の部長とは裏腹に、こっちは…