【カニ神社紀行その27】宮崎市からバスで鵜戸神宮を参拝です！特筆すべきはそのロケーションで、海べりの岬の崖の洞穴に鎮座するオヤシロは、自分が見た数多くの神社の中でもトップクラスに珍しい！祭神・ウガヤフキアエズの名は出産の際に産屋の屋根を鵜の羽根でふいていたところ、カヤを吹き終える前に生まれたので"鵜の羽でカヤがふき終らなかった"ちゃんと命名されたそうw。現代風に言えば"産院に着く前にタクシーで生まれちゃった"ちゃんみたいなものか。このウガヤフキアエズの母豊玉姫は生まれてすぐ海の宮殿に帰ってしまうんですが、せめてお乳だけはあげようと片方のオッパイをプチンとちぎって岩壁に貼り付けていくとゆーエキセントリックママw。お乳岩として鵜戸神宮に残ってます。さらに男手ひとつじゃ大変だと思ったのか妹・玉依姫を乳母として派遣して我が子を育てさせる。成長したウガヤフキアエズはあろう事か乳母で実の叔母・玉依姫と結婚して4人の子をもうけ、その末子イワレビコが初代天皇・神武天皇となるわけです。ついでに崖の下の海面には亀の姿をした岩があり、社務所で買った宝石を背中の窪みに投げ込むと願いが叶うとか！チャレンジしたら5個中2個インしましたが、これは2回願いが叶うのかな？
