たわばガニ戦記-国指定難病/黄色靱帯骨化症編-

国指定難病”黄色靱帯骨化症”になった事で体験したことを書き綴ったブログです

仕事

東Dの非情さに戦慄するカニ

【はたらきガニメモリアルその148】Kくんはすっかりメンタルが病み鬱気味になり、時には泣き出したりしてその都度カニがなだめるような状況に!東Dにその事を相談してみたところ"もうすぐ契約期間が終わるから問題ないよ"とポツリ…。それが老舗の解決方法ッ…

契約社員の心が一瞬で折れて焦るカニ

【はたらきガニメモリアルその147】トリプルディレクションは避けたいと思い、カニは仕様チェックのみで済ませ東Dに早々に回す事にした。しかし東村Dのリテイクの嵐はさらに多くなっていく!カニは半ば諦め気味にリテイクをこなしていたが、契約社員のKくん…

契約社員が二人アサインされたカニ

【はたらきガニメモリアルその146】制作するステージの物量が増えていく中、ダブルディレクションによる仕様変更も加速度的に増えていく!さすがにカニだけでは作業が溢れてきたところ、唐突に契約社員2名がアサインされる。建前上はカニが二人を指導するテ…

1人いらないような気がしてきたカニ

【はたらきガニメモリアルその145】東Dのめちゃくちゃ細かい修正や仕様変更に対応し、それを神Dがチェックしてガンガン仕様変更の指示がまた降りてきて、結果的に元のままでよかったりして二度手間が頻繁になる。でもよく考えたらこの場合、ひとついらない工…

ダブルディレクションにたじろぐカニ

【はたらきガニメモリアルその144】1箇所直すと10箇所変更が入るようなペースながらもようやく試作ステージが完成。東Dがそれを持って本社でプレゼンしてきた所、今度は本社の神Dからの山のような変更依頼!東Dと神Dのダブルディレクションによって、さらな…

仕様ないのに修正多くて効率悪いと思うカニ

【はたらきガニメモリアルその143】一緒に仕事をし始めてすぐ分かったが、東Dは使用は作らないが脳内イメージだけは完璧主義で地味にクセが強いタイプ!断片的な口頭指示で試作を作るのだが、見てから山ほど仕様変更や修正の注文を出してくる!チェックの度…

デザイナーがひとりしかいなかったカニ

【はたらきガニメモリアルその142】本社のある地に引っ越してわずか半年で東京へ舞い戻る。ワクワク感は全くないw。東京支社に挨拶に行き仕事の話を聞いてみたところ、なんと支社には所属デザイナーがゼロ!全ての作業をひとりで行う事になりましたッ!マジ…

東京支社へ長期出張の辞令が出るカニ

【はたらきガニメモリアルその141】クズDさんの休職でプロジェクト責任者は神Dさんが兼任することになる。立体物工作も有耶無耶のうちに終了し、今度こそ老舗の流儀を学べる!と思ったカニ。しかし唐突にやってきた社長の辞令は3ヶ月の東京支社出張!イヤ、…

転職後初プロジェクトのディレクターが消えたカニ

【はたらきガニメモリアルその140】配属されてだんだん分かってきたのだが、クズDさんのプロジェクトはいわゆるデスマーチ的な暗礁に乗り上げていて、他のメンバーも手持ち無沙汰になっていた。肝心要なディレクターもアイデアが降りてこないといいながらパ…

老舗の流儀じゃないと分かったカニ

【はたらきガニメモリアルその139】ゲームのステージを立体物で作るという過去一度も経験のない作業!全くノウハウもないが試行錯誤しつつコツコツと作っていたら、たまたま別チームの神Dさんが通りかかる。神Dさんは立体物を見るや否や"なんで立体物なんか…

これが老舗のやり方かと納得してみたカニ

【はたらきガニメモリアルその138】クズDさんのチームに配属され、早速仕事をもらいに行く。思案の後手渡されたのはハサミにのりにセロハンにボール紙!クズDさんからの最初の仕事はボール紙を使ってゲームステージを作るという工作!なんで?という疑問は一…

クセの強そうなディレクターに配属されたカニ

【はたらきガニメモリアルその137】中途採用という事で本社の方に挨拶をするカニ。この老舗社には業界でも有名なエース格のディレクター・神Dさんがいて、できればその人と働きたいと思っていたカニ。しかし今まで在籍したところより会社規模が大きいので、…

東京を離れる事になったカニ

【はたらきガニメモリアルその136】面接を受けた老舗の会社から採用通知を頂いた!喜びも束の間、よくよく見たら希望を出してた東京支社勤務ではなく本社勤務になっていた!ながらく住んでて愛着ある土地だったのだが、もう腹を括るしかない!面倒な引っ越し…

面接でビミョーな表情を出してしまうカニ

【はたらきガニメモリアルその135】10社くらいに履歴書を送っていくつか一次を突破して面接へ進む。中途と言うこともあり、フランクなノリでの面接は好感触だった。しかし面接の終わり際に「東京勤務じゃなくても大丈夫かな?」と聞かれ、一瞬ビミョーな表情…

老舗を狙って転職活動をするカニ

【はたらきガニメモリアルその134】わずか2年で新会社が解散してしまい、ブラック企業や倒産や解雇やプロジェクト崩壊やら、とにかく会社運がなく悩むカニ。いろいろと思案をした結果、やはり長く続いてる会社は何度もそういう問題を乗り越えているのではな…

完成したゲームソフトが送られてきたカニ

【はたらきガニメモリアルその133】文句はあれど会社が消滅するのは決定項では残る意味もなく。早く仕事を終えたがために一番最初に会社を去るハメになる皮肉。その後クライアントの新ハードは発売され大ヒット商品に!カニも購入してめっちゃ遊んだ。それか…

わずか2年足らずで新会社が潰れたカニ

【はたらきガニメモリアルその132】突然のクビ宣告に殺意の波動がダダ漏れのカニ。話を整理すると社長の鬱病・離脱でシナリオが進まなくなった時点で自力完成は不可能と見たクライアントのプロデューサーは自社の精鋭を送り込んで強引に仕上げる事に決めたら…

作業完了と同時にクビと言われるカニ

【はたらきガニメモリアルその131】社長とサシでファミレスへ。次の仕事の話とかを振ってみたのだが、社長の挙動不審はマックス状態!蚊の鳴くような声で「カニさん今月いっぱいで退職してください…」と一言。イヤイヤ、5年は続けると言ってたし、まだ1本も…

なんだか猛烈に悪い予感がしたカニ

【はたらきガニメモリアルその130】社長は一週間くらいで職場に戻ってきた。とはいえ完全に鬱から回復したわけではないので様子見しながらの仕事再開。それからしばらくしてカニに担当分の作業が終了する。手が空いたので社長の仕事を手伝おうかと思ったら、…

発売日が無期延期になるカニ

【はたらきガニメモリアルその129】よりによって制作の上流行程のシナリオがストップしては開発が進まない!クライアントのプロデューサーが下した決断は"発売日の無期延期"、ハードとの同時発売は諦めて社長の鬱症状の改善を待つ方針になった。〆切が無くな…

鬱状態の社長の電話にザワついたカニ

【はたらきガニメモリアルその128】社長がプレッシャーでなにやら挙動不審になってきたなと心配し始めた頃、昼過ぎても出社しない社長。会社に電話があり、ボソボソとした声で最寄りの駅まで来たけど電車を降りられないと語る…。完全に社長に鬱症状が出てし…

社長が挙動不審に見えてきたカニ

【はたらきガニメモリアルその127】満身創痍の中仕事を消化するデザイナーとプログラマー。しかしシナリオが完成しない限り作業は収束しないので、皆でたびたび社長のシナリオ業務を分割しようと提案したのだが、社長が頑なに拒み続ける。やがて周囲のプレッ…

同僚さんの痔が悪化したカニ

【はたらきガニメモリアルその126】ハードな仕事が続く中ムリがたたって問題続発。同僚さんのひとりの痔が悪化!激痛で椅子に座れなくなったせいで片膝ついて仕事をしてました。本人大変なんですが「ホストか!」とツッコミたくなる姿勢w

同僚さんが腰痛になったカニ

【はたらきガニメモリアルその125】ハードな仕事が続く中ムリがたたって問題が出始める。まずは同僚さんのひとりが腰痛発症!運良く騙し騙し作業は続ける事は出来たものの、毎日の腰痛体操のヘルプが必須となりましたw

連日連夜会社に泊まり込むカニ

【はたらきガニメモリアルその124】社長を絞り上げて出てきた大雑把な制作物リストの多さに愕然とするカニたち!締切までには絶対間に合わないと思いつつ連日連夜泊まり込み体制で作業を進める!仕事してコンビニ飯で銭湯通ってコインランドリーで洗濯して会…

社長をドヤしつけるカニ

【はたらきガニメモリアルその123】次世代期発売予定日から逆算するともう全然時間がない!デザイナーチームの作業が枯渇してきたのでシナリオ作成を促すのだが、この期に及んでまだアイデアの神が降りてこないとか言うので、今ある書き散らしを元に強引にプ…

社長の尻を叩くカニ

【はたらきガニメモリアルその122】デザイナもプログラマも急ピッチでベースの部分を組み上げていったが、ボトルネックになってるセクションがあった!それは社長の担当するシナリオ作成!特にデザイナはキャラクターも背景も全てシナリオありきなので手も足…

マイナスから開発を再スタートしたカニ

【はたらきガニメモリアルその121】現行機から次世代機に移行する事は思っていたよりトラブルが多く発生した。プログラマは現行機のライブラリに互換がないと分かり、デザイナーもデータの仕様を洗い直す作業に移る。あまり仕事に影響ない企画マンを恨みつつ…

高層ビルオフィスに引っ越したカニ

【はたらきガニメモリアルその120】次世代機開発にシフトしてセキュリティレベルが上がったのか、カニたちは1年もいないギロッポンからクライアントの本社ビルへとオフィスを引っ越しました。14階のオフィスは過去最高の高さで窓の外は東京を一望できるよう…

次世代機開発に切り替える事になったカニ

【はたらきガニメモリアルその119】クライアントの総合ディレクターが言うには翌年発売の次世代機の同時発売のタイトルが不足していて、現行機で開発中のウチのタイトルを次世代機に切り替えたいと言う話。次世代機と同時発売ともなれば話題性もあがるし、続…