たわばガニ戦記-国指定難病/黄色靱帯骨化症編-

国指定難病”黄色靱帯骨化症”になった事で体験したことを書き綴ったブログです

アルプスの少女ハイジは嘘と知るカニ

【たわばガニのジモトーーク!その25】馬小屋の壁には垂直はしごが備え付きで、危ないからと言われながらもヨチヨチ登って遊んでいた。二階にはキューブ状に圧縮された藁が積んであり、アルプスの少女ハイジのフカフカの藁のベッドに憧れていたカニは一度思…

馬小屋で夜の馬にビビるカニ

【たわばガニのジモトーーク!その24】運動場横には馬小屋があり、常時3〜4頭は馬が入ってたはず。たまに餌をあげるのを手伝ったりして、昼間はなんて事ない馬小屋だけど、夜になると真っ暗な中で馬たちの目が光出す!暗闇で動く馬の頭はモンスターチックで…

初めて馬にまたがるカニ

【たわばガニのジモトーーク!その23】基本的にウマには危ないから近づかないように言われていたカニですが、一度だけ調教師さんに乗ってみないかと誘われる。これはチャンスとばかりに乗せてもらって立髪をむんずと握りしめて運動場をぐるりと回る。目線は…

ウマ付き一戸建てに住んでいたカニ

【たわばガニのジモトーーク!その22】カニが昔から住んでた家はウマ商人だったカニジジの持ち家で、馬の運動場や馬小屋完備の物件でした。全盛期より規模縮小したとはいえ、馬小屋には常に3〜4頭馬がいました。昼間運動場の横を通ろうとすると、好奇心旺盛…

犬猫より先に馬を知ったカニ

【たわばガニのジモトーーク!その21】今のカニの実家は、カニが10歳の時に引っ越した家で、その前は別な場所に住んでいました。前の家は窓の外にはいつも馬がいるという、少し変わったシチュエーションで、幼少期のカニは犬猫よりも馬が一番身近な動物でした

巨大なピラミッド群を見たカニ

【恐怖体験カニビリバボーその46】帰路の途中、目の前に巨大なピラミッド群が見えてきた。整然と並ぶ四角錐に近づくと、それは街中から掻き集められた瓦礫や粗大ゴミの山!テレビに冷蔵庫、タンスに布団に自転車がビッシリ積み重なっていました!これらの一…

津波で壊滅した街を目の当たりにするカニ

【恐怖体験カニビリバボーその45】津波に襲われたR市に到着して車から降りた時に見た景色は想像を絶していました!テレビの画面と違い360度視界に入るもの全てが破壊され流し尽くされて廃墟と化した街!少し前まで町があり、人が暮らしていたとは思えないほ…

カニパパの説得力に圧倒されるカニ

【恐怖体験カニビリバボーその44】カニパパは内陸部に住んでて被害はなかったけど、釣りが趣味で休みはよく三陸海岸に通っていたので被災地は庭みたいなもの。なじみの船頭さんや知己の人に救援物資を届けてたそう。ひきかえカニはずっと都内で変わらぬ生活…

震災5ヶ月でやっと実家に帰省したカニ

【恐怖体験カニビリバボーその43】壁にはヒビが入ったままで、ちょいちょい余震で揺れる社屋で3ヶ月働きようやくマスターアップ。実家に戻ったのは震災から5ヶ月も経っていた。新幹線は復旧してたけど、原発事故で当時は連日報道されてた福島を通過するとき…

4日目にしてクライアントに召集されるカニ

【恐怖体験カニビリバボーその42】 余震も頻発し放射能が降り注ぐとか言われる中で、クライアントに呼び出されて4日目に出社するカニ。震災でひっくり返ったおもちゃ箱のようになった職場を片付ける。東京は流通的には混乱がなかったけど、関西のクライアン…

自宅待機を続けていたカニ

【恐怖体験カニビリバボーその41】津波の犠牲者数は日々増えていき、原発が爆発するなど事態は収束は見えない状態。そんな被災地をよそに都内にいたカニは、会社からは当面自宅待機の連絡がきていてヒマを持て余していました。しかし日常生活には異変があり…

強制帰宅で自宅まで歩くカニ

【恐怖体験カニビリバボーその40】余震は続き、その日は強制帰宅となる。電車もストップしていたのだが、カニは自宅まで7km位なので歩いて帰ることにする。周りは同じように徒歩帰宅の人で溢れてました。同じ方角の同僚さんと帰路の途中、電気屋のショーウイ…